エアラインスクールに通わないでCAになれるかを現役CAが考える

「エアラインスクールに通わないでもCAになれますか?」「エアラインスクールに通う必要はありますか?」

航空業界を目指す女性の多くからこの質問をされます。

そもそも通う必要があるのか?通わないと合格は難しいのか?費用も馬鹿にならないのでエアラインスクールに入ろうかどうか悩んでいる受験生も多いのではないかと思います。

私自身も学生時代には当時CAだった母親の反対を押し切り、大手エアラインスクールと個人経営のエアラインスクールの両方に通っていました。

今回は現役CAの目線から実際にエアラインスクールに通った経験も踏まえて、エアラインスクールに通う必要があるかどうか考えていきたいと思います。

エアラインスクールに通わないでもCAになれるか

結論、個人的には通う必要はないと思う

私も学生時代にエアラインスクールに通った経験があるが、個人的には50万以上の費用をかけてまで通う必要はないと思う。

全てのエアラインスクールが悪いというわけではないが、ハッキリ言って講師の当たり外れがあります。私が通ったエアラインスクールは講師が超上から目線!!

義務教育ならともかく、こちらが高額な費用を払っているのにも関わらず、元CP(チーフパーサー)である講師のご機嫌を伺いながら受講しなければならず、講師に嫌われれば面接対策等でケチョンケチョンに言われ、恥をかかされるから就職対策どころではない。

きっと講師は圧迫面接対策だと言い訳をするかもしれないが、全ての航空会社の面接が圧迫面接であるわけではなく、そんな対策を行わなくても私は現にCAとして航空会社で乗務しています。(私は結局、すぐさま受講を取り止め、学費を返金してもらい辞めました)

エアラインスクールに通えばCA就職が保証される訳ではない。当時、同じエアラインスクールに通っていた人は未だにどこにも内定をもらえなかったり、航空業界への就職を諦めた人もいる。「授業料が高い=合格率が高い」ではない。

エアラインスクールの受講内容

次に実際にどのようなことをエアラインスクールで習うのか、また現役CAの目線から受講内容が本当に就職活動に活かせるのかを考えていきます。

メイクレッスン

メイクの基本をおさえるのに参考になります。外資系エアラインと日系エアラインの傾向を理解して面接に挑むと良い。ただ私が通ったエアラインスクールではメイクをめちゃくちゃ濃くされて、まるでシンクロ選手か宝塚歌劇団のような顔になってしまいました。

実際に就職活動を経て、現役CAとして思うことはメイクレッスンでは外資系と日系エアラインの傾向さえ掴めば、あとは自分自身の顔立ちを活かせるメイクでOK!濃すぎるメイクは逆にNG。

高額な費用を払える余裕があるならメイクに関してはメイクのプロに基本を教わるか、試験当日にヘアセットとメイクをサロン等でお願いするほうが費用対効果は良いし、仕上がりも圧倒的にキレイ。

話し方レッスン

声のトーンや発音のレッスン。ハッキリ言って必要ありません。面接時にはハキハキと目を見開いてなど色々な指導をされるが非常に不自然だし、面接官によっては不利な印象を与えてしまうことも。

もちろん声のトーンが暗かったり、目が笑っていなかったり、真顔で怖い顔して話していては面接での印象は悪いが、この基本的な点をおさえて面接に臨めばよいだけの話でレッスンするまでもない。レッスンで指導されたことが頭の片隅にあるとかえって面接で緊張して失敗してまう。

歩き方レッスン

歩き方は「姿勢を良くし、背筋を伸ばして真っ直ぐ歩く」

以上。ファッションモデルのように長いランウェイを歩く訳ではないいのでこれも必要ありません。上記を意識してチンタラ歩かなければよいだけです。

モックアップでの客室サービスレッスン

内定もしていない段階でサービス教育を受けても何の意味もありません。それで試験に落ちたら悲しいだけ。

大切なのは就職試験に合格して、客室乗務員として働く権利を得ること。そんな体験をする時間があるなら、他にCAの就職活動に有利に働くような活動に時間をかけたほうが良い。(自己分析、英語資格取得、SPI対策など)

個人経営のエアラインスクール(マンツーマンレッスン)について

続いて個人経営のマンツーマンレッスン式エアラインスクールについて分析していきます。

この種のエアラインスクールは経営者が航空業界出身者で講師を兼任している場合がほとんど。当たり外れはかなりあるが、私が教えてもらった個人エアラインスクールでは講師の指導が本質的で的を射た内容だったので私も含め、他の受講者も航空会社に内定を貰う人が続出。

費用も良心的であまりかからず、マンツーマン指導だったので自分の課題にあった内容で試験対策をすることができた。

まとめ

全ての大手エアラインスクールが私の通ったようなスクールではないと思いますが、実際に当たり外れがあることも考えて事前に情報を集めて入学するかどうかを決めるようにしてください。

エアラインスクールの情報を集める際に見落としてはいけないポイントは、単にそのエアラインスクールの仲間同士が仲がよいとか、講師が優しいとか表面的な雰囲気だけで決めてはいけないということです。

あくまで目的は就職試験を突破し、CAになることです。試験に合格できなければいくら時間とお金をかけても何の意味もありません。

エアラインスクール頼みの対策をする他力本願な人ほど就職活動に失敗する傾向があるので、自分には何が足りないか、それを補うためにどんな対策が必要なのかを深く考えること。その上で必要に応じ、信頼できて相性の合う講師やスクールを頼るようにしましょう。

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